会社案内 - オーディオテック |
リッスン社は1995年に、音響製品メーカが工程検査と研究開発の各々の部署において、多くの場合互換性のない計測システムを使わざるを得ない状況に追い込まれていることを危惧する Brüel & Kjær 社に在籍していたエンジニアやプロジェクトマネージャによって設立されました。共通の試験計測プラットホームを導入することにより、製造部門と研究開発部門は測定結果の比較検討を行うことができるようになります。ここに、共通のプラットホーム上で、個別の計測要求項目を満たす、固有アプリケーションのソフトウエアモジュールを開発していくという、リッスン社の SoundWare™ 開発哲学が誕生しました。 データ収集や試験信号発生のための独自ハードウエアを開発するのではなく、リッスン社は一般的に手に入り、プロ音響分野にも使われる高品質サウンドカードを使います。そのようなサウンドカードは、大きなダイナミックレンジや高いサンプリングレート、24ビットA/DおよびD/Aコンバータさらには、チャンネル当たり低コストという特徴を持ち、独自開発されたオーディオ試験計測ハードウエア機器を遙かに凌駕するフロントエンドを構成できます。リッスン社のソフトウエア製品は、ナショナルインスツルメンツ社製LabVIEWRと独自のアルゴリズムを駆使して開発されています。ナショナルインスツルメンツ社はこの取り組みを評価し、1998年リッスン社の SoundWare 製品の中核である SoundCheck™ を年間ベストアプリケーションに選定しました。 創立期からの軍需用通信ヘッドセット市場や、スピーカや補聴器、無線通信機器といった現在の主要なメーカに至るまで、当社の SoundWare 製品をお使いいただいているお客様は、音に対する知見を深められておられます。 オーディオテック (旧称リッスンジャパン)は米国リッスン社の日本総代理店として2006年に設立されました。
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